急に寒くなりスマホのバッテリーの減り早いと感じたことはないでしょうか?
寒いとスマホのバッテリーの減りが早くなる理由について解説していきます。
主なポイントは以下の3つです。
- 低温環境で電池の内部抵抗が大きくなってしまう
- 低温だと電池保護機能が作動するため
- 暖房などでスマホが温められるのも悪影響がある
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
低温環境で電池の内部抵抗が大きくなってしまう
低温環境ではスマホに使われているリチウムイオン電池の内部抵抗が大きくなるため、電池の持ちが悪くなると言われています。
寒い環境での一時的な現象で温度が元に戻れば機能も元通りなのですが、低温だとリチウムイオン電池が効果的に動作できなくなり、充電可能な容量が小さくなってしまった結果、バッテリーの減りが早く感じることに繋がります。
低温だと電池保護機構が作動するため
もう1つの理由として、スマホに搭載されている電池保護機構も関係しています。
電池保護機構は極端な低温または高温の環境でリチウムイオン電池が劣化するのを防ぐために、スマホ側のセンサーを通じて電力の供給を抑える仕組みです。
低温環境で通常通りの動作をしてしまうと、大きな負荷がかかってしまいスマホの寿命を縮めてしまうため、劣化を防ぐようにパワーを調整するための機能を考えるとわかりやすいでしょう。
この電池保護機構が作動すると電池の持ちが悪くなるのが顕著になってしまいます。
暖房などでスマホが温められるのも悪影響がある
「低温が充電が減る原因ならスマホを温めればいいのでは?」と思うかもしれませんが、高温環境も同様にスマホに負荷を与えてしまいます。
先ほど触れた推奨使用温度には、低温だけでなく高温についての記載もあり、推奨温度を超えるとバッテリーの劣化を招いてしまいます。
ポケットの中でカイロと一緒に温めたり、こたつやストーブでスマホを温めるといった行為は、スマホに余計な負荷を与えてしまうので控えてください。
バッテリーの寒さ対策
では、冬にスマホのバッテリーが減るのを防ぐための対策について解説していきます。
主なポイントは以下の5つです。
- できるだけポケットやバッグにしまっておく
- 省エネモードでバッテリーの減りを抑える
- カイロや暖房で温めるのはNG
- 寒い日にはスマホの結露にも注意が必要
- モバイルバッテリーを常備する
是非参考にされてください!
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