スマホの故障の主な症状

スマホの故障には以下のような症状があります。
画面割れ
いうまでもありませんが、スマホを落としたり強い衝撃が加わったりすると画面にヒビが入ることがあります。
割れた画面は破片でけがをしたり、ヒビが広がったりと危険な状態になるのでなるべく操作せずにすぐに修理に出しましょう。
タッチ操作ができない
画面上のアプリやアイコンをタップしても反応しない場合があります。
この症状は画面やタッチセンサーに問題がある場合があります。
またメモリ不足でフリーズしてしまっている場合もタッチ操作を受け付けません。
そんなときはいったん再起動してみて様子を見ましょう。
充電できない
スマホを充電器につないでも、充電ができない場合があります。この症状は、充電器や充電ケーブル、コネクターに問題がある場合や、バッテリーに問題がある場合があります。
音が出ない
スマホから音が出ない場合があります。
例えば、着信音や通知音、スピーカーから音が出ない場合があります。
カメラが起動しない
スマホのソフトウェアに不具合があったり、ストレージが不足しているとカメラが起動しないことがあります。
また衝撃などでカメラ自体が破損していると起動すらできません。
スマホが故障する原因

スマホが故障するのは主に以下のような原因があります。
落下や衝撃
スマホを落としたり、衝撃を与えたりすることで画面の割れやボディの変形、内部の基板の破損などが起こることがあります。
水没
最近のスマホは防水仕様を謳ったものが多くありますが、場合によっては浸水してしまうことがあります。
スマホが水に浸かったり、濡れた状態で使用したりすると内部の基板や部品に水が入り込むことがあります。
バッテリーの劣化
スマホのバッテリーは充電を繰り返すことで徐々に劣化していきます。
バッテリーが劣化すると、充電の持ちが悪くなったり、電源が切れたりすることがあります。
ソフトウェアの不具合
スマホのソフトウェアに不具合がある場合、動作が不安定になったり、アプリが正常に動作しなくなったりすることがあります。
OSを長期間アップデートしていない場合も不具合が起きる原因となるので、定期的にアップデートするようにしましょう。
充電器やコネクターの故障
スマホの充電器やコネクターに問題がある場合、充電ができなくなったり、充電が途切れたりすることがあります。
スマホが故障したときの対処法

スマホが故障したときは以下のように対処しましょう。
まずは冷静になる
パニックになっていじくり回すと故障が悪化することがあります。
むやみにタップしたり、電源を切ったりせずにまずは落ち着いてどのような不具合が出ているか確認しましょう。
バックアップを取っておく
スマホが故障してもデータのバックアップさえあれば最悪の事態は免れます。
Googleドライブやパソコンなどに定期的にバックアップを取るようにしましょう。
故障した場合でもある程度操作可能ならばただちにバックアップを取るべきです。
再起動する
スマホは故障したように見えても再起動すると問題なく復旧することがあります。
再起動すると溜まったキャッシュやメモリがクリアされ、動作が軽くなります。
OSのアップデートをする
スマホのOSもパソコン同様に定期的に改善するためのアップデートがあります。
アップデートの操作方法は機種によって異なるので自分の機種の方法をあらかじめ確認しておきましょう。
アップデートを実行することで動作が改善されたり、セキュリティが強化されるなどのメリットがあります。
アップデートしないでおくことはデメリットが多いので、通知が来たらなるべく早めにアップデートしましょう。
SIMを刺し直す
SIMカードに不具合があるとスマホが正常に機能しなくなることがあります。
SIMカードを挿し直して改善されることもあるので、調子が悪いときは実行してみましょう。
ウイルスをチェックする
スマホもウイルスに感染することはないとは言い切れません。
怪しい挙動をするようになったり、バッテリーが異常に速く減る場合は一度ウイルスチェックをしてみましょう。
アンチウイルスアプリをインストールしてチェックすることで、スマホが感染しているか判別することができます。
初期化する
画面は損や水没などの物理的な故障でない場合に限り、スマホを初期化することで不具合を改善できることもあります。
ただし、初期化すると買ってきたときと同じ状態に戻るので、保存されたデータなどは全て失われます。
初期化をするときは必ずバックアップを取り、最後の手段として実行するようにしてください。
スマホの故障を防ぐ方法

スマホの故障を防ぐには以下の方法があります。
物理的な故障を防ぐにはスマホケースを付ける
落下や衝撃などを軽減するにはスマホケースを付けることが有効です。
特に画面よりも端が出っ張っているケースの場合は画面から落ちたときに割れるリスクを軽減します。
また画面を保護するフィルムを貼ることも画面へのダメージを軽減できます。
水没を防ぐ
防水機能のあるスマホでもなるべく水場での仕様を避けるようにしましょう。
防水機能は使用期間が長くなるほど劣化する傾向にあり、当初の防水性能を維持していない可能性もあります。
またお風呂などの暑い場所での使用はスマホに負担をかけることにもなるので、どうしても使いたいときは防水ケースの使用を検討しましょう。
充電しっぱなしにしない
スマホは充電が100%になった状態で充電器に接続し続けるとバッテリーの劣化が早まります。
寝る前に充電してそのままという人もいるかもしれませんが、100%充電されたら速やかに充電器ケーブルを抜くことが推奨されます。
一部のスマホでは充電のサイクルを読み取って、充電しっぱなしでも朝方になるまで80%前後のままにしておく機能がついているので、有効に活用しましょう。
よくわからないアプリをインストールしない
GooglePlayでは出所の不明なアプリが散見されますが、怪しいアプリはインストールしないようにしましょう。
個人情報を抜き取ったり、ウイルスのような動きをするアプリも中には存在します。
アプリのレビューや配信会社名をチェックしてからインストールすることをおすすめします。
どうしても直らないときは買い換えも検討

様々な方法を試しても故障が改善しない場合は買い換えも視野に入れましょう。
長く使っているスマホでは性能が現在のアプリに追いついていないこともあります。
修理の内容にもよりますが、高額な修理費がかかりそうな場合は買い換えた方が長期的にメリットがあることも考えられます。